ギンザノヒト

ダサくていいじゃない

就活中に思うこと

はじめに

こんにちは、くりむです。最近、自分の誕生日や出身って誰が責任を持って保証してくれているのだろうかとか考えてます。自分じゃわからなんじゃないですか。

大学生の経験ってなんやねん

就活してます。してると言えるほどしてるのかは分かりません。なんてったって無内定ですから。それより、就活生は面接に行くと色々なことを質問されます。そこで、定番なのが、「あなたの長所と短所を教えてください」じゃないでしょうか。私は大学に入学するまで、私の長所は「色々なことをやって来たこと」だと思ってました。バカですね。バカだと思います? 私はバカだと思います。理由その1、世の中全く同じ経験してきたやつなんていないんだから、みんな色々なことを経験してきてるんだよ。それを、色々なことやって来ましたって、そりゃちゃんちゃらおかしな話です。理由その2、高々21歳の色々なことって、何なんすかそれ80歳の前でも同じこと言えるんすか。中川翔子さん(以下しょこたん)ご存知でしょうか。しょこたんは、年齢のことをゲームキャラクターのレベル(Lv.)に例えることで有名です(有名だから覚えてください)。つまり、21歳はLv.21、30歳でLv30、50歳でやっとLv.50なわけです。皆さん、ポケモン好きですか。ポケモンのLv.21なんてメチャメチャ序盤ですよね、Lv.21がしてきた経験なんてたかが知れてるでしょ。というわけで、大学生が自分をアピールしようとしていくら経験を誇示したところで、何にもならない。少なくとも、僕はそう考えるようになりました。そしたら、大学生がしてきた経験って何なんですかね。何を信じて就活すればいいんですかね。

経験→価値観、スキル

ではここで、折角ポケモンの例を出したのでポケモンでまた話を進めたいと思います(ここからはアニメ版ポケモンになります許して)。アニメ版ポケモンでは、身一つで飛び出した少年サトシが、道中で様々なひとやポケモンに出会い、仲間を増やして次のマチへ、な感じです。彼が目指すのは、ポケモンマスター(彼が想い描くポケモンマスターは「ポケモンと信頼し合うことを通じて最強に登りつめた者」)。ここで、サトシはどうやって仲間を増やしているのかといえば、初めのピカチュウしかり他のメンバーやポケモンしかり、価値観の共有だと思います。サトシの目指す、ニンゲンとポケモンが理解し合い支え合いながら生きるというvisionに共感し、そのvisionに共感するに至るまでのバックグラウンドをサトシと共有することで、仲間になる(んだと思います)。これって就活でも同じかなとか思うわけです(無内定が語る)。自分の経験だけでも、価値観に共感したというだけでも、足りないわけですよね。セットで伝えないと意味がない。では、それだけで良いのかというと、そういう訳でもない。そのポケモンなりトレーナー・ブリーダーのスキルも評価してます。スキルといっても2つに分類できます。①ワザ・技術、②性格に起因するスキル、です。同じポケモンは仲間にしないし、登場人物はそれぞれが特徴的な性格をしています。つまり、何が言いたいのかというと、経験だけ語るな、価値観とスキルとセットで語れ、とこういうわけです(結論はよくある就活指南になってしまっている)。

みんなブログ書こう

経験から価値観を抽出することが必要だ、と綴ってきたわけですが、これって随筆文の特徴だってことはお気づきでしょうか。随筆文は、作者の主張を、自身の経験をもとに綴るものです。ですから、随筆文が書ける人は、自分の価値観と経験が紐づけられているはず。すなわち、ブログ書けば価値観と経験が結びつけられるはず! みんなブログ書いてくれよな! ブログ書いて、内々定一直線だ!